現代アート表現形態「メディアアート」

「メディアアート」とは?

 「メディアアート」「ニューメディアアート」は、1970年代後半から浸透されてきた。
アート表現に新しい技術的発明を利用する、もしくは新たな技術的発明によって生み出されるアート全体の用語でもあります。
テレビ・ビデオ・コンピューターなどの媒体を駆使した表現形態です。

 ニューメディアアートの起源は、まだビデオも映画もない頃の19世紀後期の写真発明の変革までさかのぼります。

初期のアニメーションのような静止画を素早く入れ替えることで、あたかも動いているかのように見せる「回転のぞき絵」なもので、当時、ゾエトロープ、プラキシノスコープ、イギリス出身の写真家エドワード・J・マイブリッジ(1830-1904)が生み出した「ズープラキシスコープ」(zoopraxiscope)などとも呼ばれておりました。

 1960年代初頭からビデオ技術をアートと結びつける試みがナム・ジュン・パイク(1932-2006韓国系アメリカ人)や、フルクサスと呼ばれるグループによって、マルチメディア作品として展開された。

 近年「メディアアート」という用語は、コンピュータを使ってデジタル形式で行う「デジタルアート」と必然的だが、より密接に連携した作品として製作されている。

「メディアアート」絵画買取事情

 「メディアアート」作品自身も買取対象になることはありませんが、作家が制作前に作られた設計図、記録写真などが買取作品として成立することもあります。

 有名な作家ではエド・タネンバウム(1953-アメリカ)、ジェフリー・ショー(1944-オーストラリア)、岩井俊雄(1962-)など。