現代アート表現形態「ボップアート」

「ボップアート」とは?

 ポピュラー・アート(大衆芸術)の略称。
大量生産・大量消費社会をテーマとして表現し、雑誌や広告、漫画、報道写真などを素材として扱いました。

1950年代後半以降、とくに1960年代にイギリス、アメリカで盛んになった「現代アート」の最も特徴的な動向の1つです。

 1952年~55年にロンドンのICA(現代芸術研究所)に集まったインディペンデント・グループの中で理論化され、メンバーの批評家ローレンス・アロウェイがポップという言葉を用い始めました。

その後ICAのメンバーであったエドゥアルド・パオロッツィ(1924-2005)、リチャード・ハミルトン(1922-2011)たちがポップアート運動の先駆けと言われるようになります。

一方アメリカでは、1960年代アンディ・ウォーホル(1928-1987)、ロイ・リキテンスタイン(1923-1997)などのスター作家が現れ、全盛期を迎えます。

生み出されていった作品は時代を象徴するわかりやすいアイコンとして、また社会を辛辣に風刺する写し鏡として、「アート」という枠を越えて現代文化・若者文化全般に広い影響を及ぼしました。

「ボップアート」絵画買取事情

  1960年代の「ボップアート」の旗手ウォーホルを中心に名の知られた作家たちの作品は高額で取り引きされます。

ロバート・ラウシェンバーグ(1925-2008アメリカ)、 トム・ウェッセルマン(1931-アメリカ)、ジャスパー・ジョーンズ(1930-アメリカ)、デヴィッド・ホックニー(1937-イギリス出身)らも有名な作家です。