現代アート表現形態「アンフォルメル」

「アンフォルメル」とは?

 第二次世界大戦後、フランスを中心としたヨーロッパで起こった非定形(informel)を志向した前衛芸術運動。
同時期のアメリカにおける「アクション・ペインティング」など抽象表現主義の運動に相当するとも言われます。

 フランスの批評家ミシェル・タピエによって1950年に名付けられ、1952年には「アンフォルメルの意味するもの」と題する展覧会が開催された。

ジャン・デュビュッフェ(1901-1985フランス)、ジャン・フォートリエ(1898-1964フランス)、ジョルジュ・マチュー(1921-2012フランス)、ヴォルス(1913-1951ドイツ出身)らが代表的な画家。

「アンフォルメル」絵画買取事情

 近年国内外アートマーケットでは「アンフォルメル」は再注目されて、価格が高騰している作家もおります。原画を中心に名の知られた作家の作品は高額で取り引きされます。

 また「アンフォルメル」の影響で、アントニ・タピエス(1923-2012スペイン)、ザオ・ウーキー(1921-2013中国・北京生まれ)、日本人では今井俊満(1928-2002)、堂本尚郎(1928-2013)も注目を浴びております。 なお、先にふれた批評家ミシェル・タピエは、渡仏していた今井俊満の手引きにより、1956年に日本で展覧会を企画し、日本の美術界に大きな衝撃を与えました。